こんにちは、ナユです。
突然ですが、みなさんはポケモンサークルのオフ会に参加したことはありますか？僕は百戦錬磨なのであります。
「関西ポケサー連盟」という関西のポケサーの連盟が運営するものをはじめ、個人が運営するものも含めるとオフ会は毎週のように開かれています。
そんなオフ会ですが、ウォーミングアップと言わんばかりにとある企画から始まることが殆どです。
それはクイズです。
人生はクイズに溢れています。ポケモンサークル員のみならず、全ての大学生が小学校から大学に至るまでクイズを解き続けてきたと言っても過言ではありません。
かく言う僕もクイズが大好きです。具体的には高校生クイズが硬派なクイズ番組じゃなくなったことに嫌気がさすくらい大好きです。
さて、年度の変わり目なのでM2とB4の先輩が卒業されます。なのでP2ラボでも例年のように追い出しコンパ、略して追いコンを開催する運びとなりました。そこで…
追いコンの企画をクイズから始めて盛り上がるものにしたい！
ということで2023年度の追いコン、始まります。
クイズ
私事ですが、クイズの制作には多少の覚えがあります。というのも、昨年の夏に開催されたポサリンピックのクイズ企画の運営をしていたからです。
ポサリンピック…夏にオンライン開催される、大規模なポケモンサークル間の交流会。北海道から九州まで、全国のポケモンサークルが参加している。
というわけでクイズを作りました。
クイズの答えと解説はこの記事の最後にありますのでそちらもぜひご覧ください。
もし高得点が取れたという自信のある方はコメント欄まで！
さて、こちらのクイズは11人の方に解いていただきました！結果は…
1位 ソコベ(B4) 70点
２位 PIA(B2) 57点
3位 No.4(B3) 54点
となりました。
大学の試験なら単位が１人にしか出ていないのと同等です。GPCは0.18となり、参加された方からは「ポケスリやってないから解けない」「ポケミク追ってない」「クソ般教」など大絶賛していただけたので作問者として非常に嬉しかったです。
クイズの上位入賞者２人には僕が韓国で買ってきたアーモンドのお菓子を進呈しました。真ん中のプリンちゃんのものは自分でいただきました。。
切手風シール２枚のおまけつき。とても喜んでいただけました。
こうしてクイズ企画は終了となりましたが、まだ追いコンは終わりません。むしろここからが本番とも言えるでしょう。
P2ラボはポケモンSVでの対戦を中心に活動しているサークルです。つまり対戦企画こそ彼らの本領というわけです。いわば本気を出していない状態。
私怨杯、始まります。
私怨杯
私怨杯とは？
このルールではBANしたいポケモンにあらかじめ投票をしてもらいます(ひとり10匹まで)。ここで１つでも票が入ってしまったポケモンは使用禁止となり、残りの限られたポケモンで対戦を行います。
また、投票されたポケモンの進化前・進化後のポケモン、図鑑ナンバーが同じでも姿の違うポケモンは別種として扱う(例：ポリゴン2とポリゴンZ、ウォッシュロトムとヒートロトムなど）というルールもあります。
僕は硬ーいポケモンと鬼火が苦手なので
このように投票しました。
そして投票期間が終わり、BANされるポケモンが発表されます。
環境で猛威を振るっているウーラオス(両方)がBANを回避してしまいました。
おまけにサーフゴーも使用可能になってしまう始末。
ほかにも霊獣ランドロスやアシレーヌなど、普通に環境で見かけるポケモンがすり抜けていたりと滅多なことが起こってしまいました。ちゃんとメタを張らないとメタメタになってしまいますね。
人がたくさんいたので２つのリーグに分かれて予選を行いました。勝ち数と直接対決の結果で順位を決めて…
決勝リーグには
ナユ(B3)
セイル(B1)
No.4(B3)
本だし(M2)
が進出しました。
準決勝ではそれぞれナユとNo.4が勝利し、３位決定戦と決勝戦を行います。
ここでM2のお三方がドックとプロジェクターを準備していただいていたお陰で、みんなで観戦することがかないました。
本当にありがとうございます！
ヌメルゴンvs一撃ウーラオスで始まった３位決定戦は暗黒強打と流星群でお互いに大ダメージを与えるところからスタートします。暗黒強打計２発でヌメルゴンを沈めたウーラオスに対して出てきたのはボーマンダ。威嚇が発動しなかったことから特性：自信過剰が判明します。
ここでボーマンダを直接下げ、
本だしさん(ミズゴロウ)を投入！！
不意打ちを嫌ったのでしょうか、しかしながら暗黒強打が本だしさんに突き刺さります。
…がここできあいのタスキが発動！本だしさんは体力を1だけ残し耐えることとなりました。
そして交代際に出てきたドオーにがむしゃらが突き刺さる！耐久の高いポケモンであるドオーにとって致命傷となりうる一撃を与え、本だしさんは返しの地震で倒れました。
出てきたボーマンダがドオーを倒し、自信過剰で攻撃を１段階上げますが、ここであろうことか通信エラーが発生してしまいました。時刻はすでに夕方の６時ごろとなっていたこともあり、判定の結果セイルくんの勝利ということとなりました。
次は決勝戦です。
初手はボーマンダとフォレトスが対面し、フォレトスがランドロスに交代することで威嚇を発動、ボーマンダの攻撃を１段階下げます。ボーマンダはウーラオスに交代しますが、そこに地震を合わせることで半分ほど体力を削りました。次のターンはウーラオスが先制し、ボーマンダのダブルウィングと合わせてランドロスが倒れました。
特性「シェルアーマー」により受ける技が急所に当たらなくなるドダイトスが登場しますが、再戦であることからゴツゴツメットを持っていることが透けています。そこでテツノワダチに交代し、ゴツメをはたきおとしました。
ここで、３匹とも物理技を主体に攻撃することが判明したのでドダイトスは鉄壁を積み、高火力のボディプレスが使えるようになり、決着。
結果は…
１位 ナユ(B3)
２位 No.4(B3)
3位 セイル(B1)
4位 本だし(M2)
となりました。
2024年度最後の活動となる追いコンの対戦会で結果を残すことができたことがとても光栄でした。ありがとうございました。
KPについてです。
KP4 一撃ウーラオス、サーフゴー
KP3 霊獣ランドロス、アシレーヌ
KP2 ゴリランダー、ミミッキュ、ボーマンダ、Hヌメルゴン、マスカーニャ、ウッウ
KP1 カメックス、サンド、コダック、マルマイン、サンダー、ワタッコ、エンテイ、ミズゴロウ、キノガッサ、ペリッパー、フォレトス、ミロカロス、ドダイトス、レントラー、ムウマージ、エレキブル、ジバコイル、シビルドン、ランクルス、ゴチルゼル、ドリュウズ、ゲッコウガ、ヌメルゴン、Aキュウコン、炎オドリドリ、メテノ、Gヤドキング、Hウインディ、Hゾロアーク、イダイトウ♂、ラウドボーン、ドオー、モトトカゲ、タイカイデン、シャリタツ、ハラバリー、テツノワダチ、テツノドクガ、ヤバソチャ、岩オーガポン
BANを免れた一撃ウーラオスとサーフゴーが使用率トップなのは当然と言えますが、連撃ウーラオスが誰にも採用されていないのは意外でした。600族からボーマンダやヒスイヌメルゴンを２名の方が編成している他は、パラドックスポケモンやヒスイ・パルデア出身の個性的な動きのできるポケモンを中心に幅広くみられた結果となりました。
M2のくとるさんはハラバリーなど電気タイプのポケモン＋ムウマージと、ナンジャモの手持ちを再現していました。特にタイカイデンは特性・かちきとビビリだまを組み合わせることで電気タイプに対して出しやすい霊獣ランドロスを誘い、威嚇を受けることで特攻と素早さを同時に上げる動きが非常に強力でした。
景品はNo.4くんが東京で買ってきたカプセルトイのポケモンフィギュアでした。
その後…
でっけ～スクリーンでスマブラしたりブルレクしたりユナイトしたりしました。
時刻は20時を回り、解散。その後はみんなでご飯を食べに行ったりしました。つけ麺を頂きます。
そうして2023年度の追いコンは終了となりました。
いかがだったでしょうか。P2ラボの活動をぎゅっと濃縮したような１日となりましたが、その様子をお伝えできていれば何よりと存じます。
さて、年度の切り替わりといえば…？
P2ラボは代替わりを行いました。つまり現B3であり新B4であるところの僕にはすでに渉外兼広報としての権威がありません。この記事も新任の広報の子の靴を舐めながら必死で頭を下げて書かせていただいております。
2024年度の幹部は以下の通りです。
会長：PIA
渉外：Justist・のひと
広報：セイル・miqn
思えば1年はあっという間でした。ありがとうございました！
そしてフレッシュな新幹部の活動にもご期待ください！
これからもP2ラボをご愛顧くださいませ。2024年度もよろしくお願いします！
クイズの答えと解説
ここまでお読みいただきありがとうございます。こちらでは先ほどのクイズの詳細な解説をしていきます。
第１問
第1問は"音楽とポケモン"をテーマに作問しました。
最近だと「ポケミク」がSNSで話題になっており、もともと僕が初音ミクのオタクなので非常にスムーズに問題を考えることができました。
解説に当たって問題文を改めている箇所がございます。
(1)ポケモンのゲーム本編の楽曲を無料で楽しむことができる公式Webサイトが存在する。2024年のポケモンデーにあわせて「ルビー・サファイア」と「ファイアレッド・リーフグリーン」の楽曲も追加された、このコンテンツの名称を答えよ。(正答率9%)
正解は「Pokémon Game Sound Library」ですが、サイトの存在は把握しているものの正確な名前が分からなかったという方が多かった印象でした。
(2)YOASOBIは「小説を音楽にするユニット」として活動している。楽曲”Biri-Biri”は小説家・武田綾乃がポケモンのために書き下ろした小説を原作として踏まえた作品だが、そのタイトルを答えよ。(正答率0%)
正解は「きみと雨上がりを」です。ポケモンセンターで買い物をすると小説が貰えるキャンペーンがありました。正答率0%ですが、ニアミスもかなりありました。誤答としては「響け！ユーフォニアム」や「君たちはどう生きるか」など。
(3)imaseやポルカドットスティングレイは”Pokémon Music Collective”というプロジェクトから楽曲を発表している。さて、imaseが発表した作品はノーマルタイプの変化技から曲名がつけられているが、そのタイトルは何か答えよ。(正答率9%)
正解は「うたう」でした。誤答として「にらみつける」「アンコール」「ハッピータイム」などなど。imaseは「NIGHT DANCER」で大ヒットを記録した日本のミュージシャン。ちなみにポルカドットスティングレイが提供した楽曲は「ゴーストダイブ」。
(4)アニメ「ポケットモンスター(通称：新無印)」のオープニング主題歌として使用された楽曲”1・2・3”を歌唱したユニットとして正しくないのはどれか。(正答率55%)
① After the Rain ② 西川くんとキリショー ③ からあげ姉妹 ④ Chinozo
正解は④ Chinozo
Chinozoは現行のアニポケ(リコとロイの旅)のOP・トキメキダイアリーを作曲したボカロP。vocalはasmi。
①は歌い手・そらるとまふまふのユニット。まふまふは"1・2・3"の作曲も手掛ける。
②は西川貴教とゴールデンボンバー・鬼龍院翔のユニット、③は乃木坂46の生田絵梨花と松村沙友里のユニット。ここにサトシとゴウのユニットが加わり、順番にOP歌唱の担当が変わっていった。
(5)以下の文章の空欄に正しい言葉を埋めよ。
「ポケミクと称されるこの企画の正式タイトルは”ポケモン feat. 初音ミク Project （ ）18 Types/Songs”である。」 (正答率9%)
正解は「VOLTAGE」。「ポケミク」の通称が強すぎたか。ちなみに「Project DIVA」との誤答が多かった。むしろそっちを知っているのか。
(6)Mitchie Mの楽曲”ミライどんなだろう”の歌詞・MVに登場するポケモンを5種類答えよ。(正答率-)
正解は以下の通り。全部で59種類います。頑張って数えました。
ミクさんがマジでかわいい
(7)"ポケミク"と“Pokémon Sleep”と連動したイラストが存在するが、そこに描かれているポケモン(2種類)を答えよ。(正答率72%・27%)
正解は「カビゴンとプリン」83
GALLERY - ポケミク公式サイト (project-voltage.jp)
ポケモンスリープ関連ということでカビゴンが答えられている人が多かった印象です。非常にかわいいイラストなのでぜひご覧ください。
GALLERY - ポケミク公式サイト (project-voltage.jp)
(8)フェアリータイプの音系の技(身代わりを無視して攻撃が可能であり、特性が”ぼうおん”のポケモンには効果がない技)を１つ答えよ。(正答率100%)
正解は「チャームボイス・みわくのボイス」です。
今回のクイズで数少ない正答率100%問題となりました。問題としても会心の出来なのでお気に入り。
(9)”ray”と”アカシア”のふたつの楽曲で初音ミクとポケモンの両方とのコラボ経験のある4人組バンドの名前を答えよ。(正答率45%)
正解は「BUMP OF CHICKEN」
rayはともかくアカシアはみんな知っているだろうと思い、サービス問題のつもりでした。意外と正答率が伸びなくて残念。
以上が第1問の解説でした。共通テストのような会話文もちょっと考えてみたりしたのですが、中学時代に小説を書いていた経験なんかもなかったので苦戦しました。特に締め方がよくわからない！あれでよかったのだろうか…
第２問
第2問は「食べ物」がテーマとなりました。
まずはポケモンスリープから。左から順番にあまいミツ・とくせんエッグ・あったかジンジャー・リラックスカカオが正解。そしてこれらを組み合わせると「ふくつのジンジャークッキー」が出来上がります。あまいミツの正答率は73%と、メインシリーズにも登場する食材ながら正答率は低かったように感じました。
なつかしガラル地方のカレーの材料から出題。左からみずべのハーブ・かぼそいホネ・ボブのかんづめ・フサパックが正解。モノクロ印刷だったのでみずべのハーブをニンジンとの誤答が多発してしまいました。なおボブのかんづめを２人が正答した以外は全滅でした。ちょっと難しすぎたかも。
ポケカより。ふしぎなアメ・なかよしポフィン・きんきゅうゼリーです。
ふしぎなアメは流石に全員正解。なかよしポフィンは2人が正解。P2ラボにはポケカプレイヤーがあまりいないことがこの結果を呼んでしまったか。
きんきゅうゼリーは１人のみ正解。inゼリーやらウイダーやらガッツギアやら色々な回答がありました。
上の問題と連動して。正解は「ふっかつそう」となります。9人正解で正答率は82%。本編シリーズに登場する道具を聞くと正答率が上がるので、難易度調整にこのような問題を用意するのは有効かもしれません。
正解は(a) トーフ。ゲームに登場するお豆腐が白いこともあり、ノーマルタイプの印象を持つことで勘でも選択できます。9人正解で82%の正答率となりました。
配点は第１問が(6)以外１問5点。(6)は１匹につき4点を与えます。
第２問は(1)(3)(4)が各3点、(2)(5)が各6点、(6)が5点となっています。
合計で110点ですが10点分をボーナスとし、100点を満点としました。算数の計算が苦手なので配点を間違えました。
平均点は43点でした。よくよく考えてみるとオフ会でクイズを１人で解くというのはまれで、複数人でチームを組んで挑むシチュエーションばかりでした。三人寄れば文殊の知恵、それ以上で組めば最強ですがソロプレイだとどうしても知識の範囲は絞られてしまうことを念頭に置くべきだったかもしれません。
以上でクイズの解説を終わります。
今回の記事はこれで終わりです。拙いくせに無駄になが～い文章で見苦しかったかもしれませんが、P2ラボの活動の一端をお伝えできていたら幸いです。
以上、ナユでした。1年間ありがとうございました！
